半導体価格底打ち、動画サービス活況により来年回復か

半導体

韓国ビズトリビューン紙は、同国KB証券アナリストの分析を引用し,半導体メモリ価格が回復基調に入ったと報じている。
同分析によると直近11月におけるDRAMおよびNANDの全品目価格が前月比で横ばいとなり今年上半期には60%と急落したServer DRAM価格も前月比-2%と下落幅が縮小した。
同分析では、当面の予想として、PC DRAMとCPUの価格需給は良好であるとの見方を示している。インテルによるPC CPUの供給遅延が取り沙汰されいているが、同分析では、CPU供給遅延によって年末のPC DRAM価格が小幅下落する可能性はあるも、NAND価格は強含むと予想する。
そして、来年第二四半期からはDRAMとNANDはともに上昇するという見方を示し、ネットフリックス・ディズニー・アップル・アマゾンなどによる動画ストリーミングサービスの拡大に伴いデータセンターのサーバー投資が再開されることなどを根拠として挙げている。
同分析では、来年のNAND価格は前年比+15%上昇すると予想している。

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