今年結成されたサムスングループのベンチャー投資ファンドの規模が4,150億ウォンに達することが分かった。韓国ソウル経済紙が報じている。
投資銀行筋によると、サムスンディスプレイは同じサムスングループのサムスンベンチャー投資(SVIC)48号ファンドに約841億5000万ウォンを出資する。 ファンド組成総額は850億ウォンで、サムスンベンチャー投資が8億5,000万ウォンを追加で出資する。

SVIC48号は、ディスプレイ事業の競争力強化と新技術の発掘に焦点を合わせた。 サムスンディスプレイが842億ウォンを出資したのは、金額ベースで過去最大の水準である。
サムスンベンチャー投資は、 サムスン電子など多様な系列会社が新技術の発掘などのために活用しているという。
サムスンディスプレイは、日本による対韓輸出管理強化により半導体素材の需給に不安があることから、素材や技術確保のために投資規模を増やした可能性などが取り沙汰されている。